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東かおる*Kaoru Azuma* Blog

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カテゴリ:Music( 62 )

マル秘音源アップ中

今日の耳鼻咽喉科音声科の通院で先生に、全ての母音を発声時の、炎症も大分治まった自分の声帯の動画を見せて頂きました。
カメラを何度も飲み込みそうになって、ウゲーーってなるんですけど(笑)。

先生に言われたとっても歌手として嬉しい言葉
「この声帯を見ると、是非歌を聴きたいなー。」と!
な、ななんと、非常に柔軟性のある声帯をしているそうで、その周りの構造も含め、クラシック歌手でもおかしくないと!(涙)
クラシックは、本格的に声作りと思ってヴォイストレーニングを始めた10年前からずっとやっていたし、ヴォイスの先生は全員がクラシック畑の方達だったので、自分にとっては馴染みがあり今でも声楽の本は必ず練習しているので、とっても嬉しかったです。
歌を褒められるより、嬉しいかも。
親に感謝です。

ジャズでは、クラシックを歌う音域まで自分のキーを上げて歌う事はなかったんです、6月末のピアニスト西山瞳ちゃんとのライブまでは!

今年の春から、彼女のオリジナルに歌詞を付け始めているのですが、神戸と横浜と東京で歌った曲で特に2曲が超難易度高っ!!
普通にクラシックのソプラノの音域まであってライブでも歌ってました(汗)。人生初。
それに、このシンガー泣かせの変拍子!
実は瞳ちゃんの曲を東京のライブの間(といってもライブ同日)に素晴らしいミュージシャンと録音をしてました。
今回は販売目的ではなく、彼女のとあるプロジェクトとして。
先日瞳ちゃんからミックス済みの音源をもらい、私のMyspaceにアップしたので、お裾分け。
素晴らしい楽曲なので、是非聴いて頂きたいと思います。
曲リストの一番最後に入れてます。下までスクロールして見つけて下さい。

『On Travel』
作曲:西山瞳(Pf)
作詞:Jesse Forest & 東かおる(Vo)
市野元彦(Gt), 須川崇志(Bs)

この曲を次回演奏するのは、8月29日(日)瞳ちゃん企画イベント Jazz Complex Vol.6です!

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by kaorumusic | 2010-07-31 00:45 | Music

メセニー様のワンダーランドへ遊びに行ってきました

ぬわぁ~んて、コンサートの事V
大阪のサンケイブリ-ゼであったので行ってきました。良いホールだったな~。

彼の音楽すごく好きなので、以前からチェックはしていたものの、スッコーンと予約するのを忘れていて、仕事に向かっていた途中で思い出し、終わってから駄目もとで会場へ大幅に遅れていったら、ラッキーな事に当日券が数枚残っていたんで、何とか入れたんですよ。

ニューアルバムOrchestrion で前代未聞な偉業を成したパット・メセニー。

休憩を挟まず3時間のコンサート。
大阪の夜は、オールスタンディングオベーション!

名古屋と東京公演もあるので、行かれる人のお楽しみの為、細かいことは控えておきますが、とにかく最新兵器?、いや彼の贅沢な玩具?そんな風にも思えたアメリカから持ち込んだセット、ギターも一体何本持ち変えるねん?と突っ込みを入れたくなるほど。
P/M アミューズメント・パークへ行って興奮してきた感じでした(笑)。
音楽?勿論、言葉にならない位、素晴らしかったし、それはもう宇宙レベルでした。
感動しました。
それにそもそもギターの音色が綺麗なので、すっごくリラックスも出来たしで。
あー、行って良かった。

百聞は一見にしかず。
正にそんなコンサートでした。


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by kaorumusic | 2010-06-10 01:50 | Music

ジャズスタンダード歌詞について考える

「C Jam Blues」
12小節のブルースナンバーでインストゥルメンタルの演奏でよく知られた、Duke Ellington の曲。
調べてみたら歌詞があった。
http://www.hotlyrics.net/lyrics/E/Ella_Fitzgerald/C_Jam_Blues.html
内容は、全くもって意味が無い。。
しかも、少し卑猥な単語も。

山ほどある曲の中の一部の歌詞には現在アメリカでは使われなくなっている古い英単語や(現地の若者も何の単語か知らない場合もある)、禁酒時代や人種差別が色濃かった裏側で、あからさまに言えない表現を歌詞に織り込んで表現した時代。
英単語には裏表2つの意味があったりする。もっとも、この時代のジャズメンが付けたものも多数。
今ぱっと浮かぶ限り、Satin Doll、 Love for sale、 Honeysuckle Rose なんかは女を武器に生きている人たちの歌。
CANDYは薬について etc...
調べると、きりがなさそう。
他には何がありますかねー?

ジャズシンガーがこの時代に生まれた歌を歌う、ということはこの時代の歴史やその時代に生きた人達の背景を理解するということ、これが必要になってくる。
英語を母国語とする人達の前で、ましてやジャズが生まれた国のアメリカ人の前で歌う事は、すごいこと。
私は未だに躊躇してしまう。
勿論、自由に解釈して歌って全然OKなんだけど、それを知らずに笑顔で歌う、、、こういうことはやはり滑稽だと思う。

なので、私は敢えてC jam bluesを歌詞で歌う必要は今はないと思った。

歌詞があるとより聴き手にダイレクトに伝わるけれど、制約があるのも事実。

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by kaorumusic | 2010-05-27 16:30 | Music

帰国しました&アメリカフォト日記

先週、無事帰国しました。
ニューヨークから写真でもアップできれば、と思っていたのですが、多忙につき結局無理でした。

今回はニューオリンズ~ニューヨーク~ヴァーモントへと3都市の旅。
これだけの移動で荷物も多く運動量が多かったためか、最近は人から痩せた?と聞かれます。

さて、肝心の初ニューオリンズ!
色々とカルチャーショックでした!
ジャズ発祥の地というだけあって、音楽が生活の一部となっていたことが一番の発見。
またそのリラックス度合いがニューヨークとも違い、また日本とも違う。
歴史の長さを感じました。

実はニューオリンズに行く前にアメリカ人の友人達から
「あそこはまだまだ危ないから気を付けて!」
と言われていたのにも関わらず、最近は面倒で海外旅行者保険にすら入らず海外旅行に行っていたのですが、今回あやうく発砲事件に巻き込まれるやもしれない出来事もあり、(1,2分差で流れ弾にあたらずに済んだところでした・・・)次回ニューオリンズへ行く時は必ず保険に入っていこうと心に決めました。

さて、これも現実。
と同時に楽しい事も現実!
で、フォト日記をホームページにアップしているので、ご覧あれ~。
(写真、大量です)
こちら

NYのハーレムアパートで友人になった、ハリケーンカトリーナの被災者であるトランペット奏者の大橋諭くんにも偶然ニューオリンズで会えて、また彼のバンドの演奏のグルーブに一発でやられてしまい、感動のあまり涙涙(笑)。
トラディッショナルなデキシーランドジャズのみでなく、現地にはモダンなデキシースタイルジャズが沢山あることも現地に行って知りました。

少し無理してでも現地に飛んで肌で感じることって、どれだけの数のCDや本で見聞きするより強いと今回の旅でも感じました。


さて、その後は私1人でNYへ飛び、今回も幸いなことにマンハッタンのジャズクラブで1本ライブ出来ることになり、歌ってきました。
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photo by Takuya
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photo by Takuya
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実は今回このメンバーでの演奏は初めてで演奏前はリハーサルも出来なかったのですが、忙しいニューヨークのミュージシャンはそれでも本番はバッチリ!
Always more than that!
今回も面子は、2年前に日本で帰国記念ツアーを共にしたドラムのAllan、かなりヤバかったです!グングン来るグルーブとダイナミックス!
ブラジル人で色々なバンドで引っ張りだこのサックスのLivio、タイムが独特で良いフレーズ連発のベースScott、CDでもお馴染みのギターのJesse、今回は彼のオリジナルやR&BっぽくアレンジされたGiant Steps等、とにかくアツいギグでした。
気持ちがあまり歌ったこと無いけどロックを歌っているかの如くでした。
オーディエンスの反応や叫び声も出だしからジャズクラブで見受けるノリでなく、ロックでした(笑)。

ニューオリンズともまた違った、メトロポリタンな生活と人から生まれるグルーブに、私は少し戸惑いつつ馴染んでいった感じでした。
そうそう、これこれ、と。
今は帰国して約2年、年に何度かはニューヨーク行って歌う機会があっても、すっかり日本に馴染んだ今の自分を良くも悪くも見ることのできた貴重なギグでした。


ギグの翌日、イベントがありでペンステーションからアムトラックに乗ること9時間でバーモント州へ行き、また数日後はニューヨークへ6時間掛けて車で戻ってくるという強行スケジュールでくたくた。


ニューヨークへ戻ってからは、今回唯一ライブを聴きに行けた、念願のMichell Camiloトリオを Blue Noteへ聴きに行くことに。
一緒に行った友人シンガーでスペイン人のRebeccaも初めて彼の演奏を聴いて、1曲目からお互いの開いた口がふさがらない!!ラテンのリズムに自然と踊らされる!
二人して”Oh my God!”を何度口にしたことか(笑)。
ここでも強烈な演奏にまたロック魂を感じました。特にドラムがロックなセッティングでもあった様な。
NYのBlue Noteで大勢でのスタンディングオべーションは初めてでしたねー。
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最後の晩は、NY在の友人シンガーYayoiちゃんと現役で活躍するイタリア出身ニューヨーク在の女優さんから演技のクラスを受けることに!
(1人では怖くて行けないのでお誘いしたのにも関わらずクラスを調べてくれた!Thanks!)
実は以前からNYに行ったら音楽だけでなく、演技やダンスのクラスを取ろうと考えていたんです。
歌に入る前は元々演技をしたかった私。
5分間で渡された台詞を理解して直ぐにActing!
勿論英語。知らない単語はあるけど調べる時間も無い。
いかに書かれている台詞にまた主人公になりきり演技をするか。
私は、自分のキャリアの為に息子を離婚した旦那に預けて、それでも自分が凹んだ時に息子に会いたいと願い、別れた旦那に少しでも息子に会わせて、と懇願する女の役。
深い。。。
実は今になって演技も歌も表現するということは同じだ、と気付いた訳ですが、ここはアメリカ。
いやぁ~、歌も英語で歌っているけれど、ふかく理解して表現することは同じなはず。
それにしてもアメリカのハリウッドで映画に出演していた日本人の俳優さんって、本当に凄いんだ、とここでも肌で感じました。

さて、ニューヨークで面白い物を食べました。
ブリーカーストリート付近にあったホットドッグ屋さん。
ザ・キムチホットドッグ!
どんなんやねん!(笑)
これが意外と美味しかった!
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by kaorumusic | 2010-05-02 23:41 | Music

ベイシー・ベイシー!

更新する時は一気です(笑)。
では、またまたインフォメーションを。

ジャズのビッグバンドで有名なカウント・ベイシー・ビッグバンドが来日!
関西・神戸にも2月8日にやって来ます!
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私も色々なジャズ好きですし、コンテンポラリーなビッグバンドサウンドも大好きだけど、やっぱ基本っしょ。
コール&レスポンスで成り立つリズムやフレーズ、ダイナミックスは正にジャズ・ジャズ・ジャズ。
Oh yeah~~。
勿論、私も聴きに行きますよ♪
情報はこちら

ちなみに、カウント・ベイシー楽団とデューク・エリントン楽団でもレギュラーで演奏しているトランペット奏者のJames Zollar氏、ニューヨークで親しくさせてもらっていたお方。
今回、来日と同時期にCDもリリースしたばかり!
私も90年代大好きだったアーティストBASIAからの曲や、彼のオリジナル、また彼のワイフで私もお世話になっているシンガーの霧生ナブコ氏のオリジナル数々。
カッコいいです。

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by kaorumusic | 2010-02-02 01:37 | Music

ピアノやめちゃえ・・・

って思ってしまう、このYoutube観ると。。。
子供の頃は、クラシックピアノを少しやって、大学でジャズピアノの簡単なコードまで弾けるように練習して。。
でも、今までは習う、って事だけで自主的じゃなかった。
楽しんで戯れていなかったんだと思う。
だから暗譜も苦手。

子供時みたいに譜面見て一瞬で弾けたり、指も動かなくなったけど、きっと自分なりの楽しみ方ってあるはず、あるはず。
手探りぐりぐり。。。
気持ちと指を直結させるのも、やっぱり練習のみなのかな?
ピアノ、改めて習いたいな。

2週間後ライブに向け、最近、矢野顕子さんを聴き出している。
聴くだけね、ホントに。だって・・・すごいんだもん。
Youtubeで動じず共演している清水ミチコさんも、ホントに凄い・凄い!天才だね。
これも凄いねー。

あー、大変になってきた。

で、また逃避行。。。
バースデーライブ用に1曲オリジナル作りました。
今回は、CDのJungle City New York(Bemsha Swing by T. Monk), 3月ホワイトデー限定のマイ・スウィート・リトル・マシュマロ (DOXY by S. Rollins)に次ぐおバカ日本語詞。
題名は、未定だけどこれでいくかも
Another Birthday ~だから も一度 誕生日~ 。
ブラジルのショーロのリズムに、誕生日を若い時ほど嬉しがらずになってきた特に女性への応援歌!。

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by kaorumusic | 2009-11-18 03:17 | Music

NYカーなライブ

来週11月6日に大阪Mister Kelly'sにてゲスト出演する、Yayoiちゃんのライブが今日は大阪のRoyal Horseであったので行ってきた。
メンバー、
弥生 (voice)from New York, アダム バーンバウム (p)from New York, クインシー デイヴィス (ds)from New York, 萬 恭隆 (Bs)
にテナーサックス鈴木央紹氏、という豪華さ!
いやぁ~~、超Hot!
Yayoiちゃんの歌、かっこいいアレンジとオリジナルは勿論のこと、特にバリバリやってるニューヨーカー達のサウンド。
スッコーン!と抜けのいいドライブ感がたまらない。
実は風邪の後遺症で背筋が動くたびに痛かったのだけど、演奏後無くなっていた。不思議~~。
来週の大阪は、サックスの鈴木さんが抜けられて、私はvoiceで入る訳だけど、YayoiちゃんJapanツアーの最終日なんよね~。
で、私がそこにひょいと入る。うーん、皆と同じテンションまで持って行ける様に頑張らにゃ~~。

それにしても、ニューヨーカーのアダムとクインシー、日本語ペラペラ。英語で話ししてたら「折角日本にいるから、日本語で話してー。」と(笑)。

ところで、ドラムのクインシー、NYに住んでいた時、ご近所さんだったんですよ。
毎晩演奏しているのに朝は早起きで、私が仕事で教会歌いに行く時や、ギリギリまで寝ていたので大学まで高速で疾走していたのを横目によくジョギングしてて会ったりしてたんだけど、今日そんなクインシーに言われたのが、
「君と say hi したのよりも実は数え切れない程君を見たことあったけど、いつも緊張した感じで険しい顔して急いで走ってたりしてて、声掛けようが無かったよ。でも今の君は全然違う表情だね。日本でリラックスしてるんだね」と。
確かに、ラストミニッツ人間なのでいつもギリギリで動いて余裕ないけど、NYと日本と、根本的にリラックス度や戦闘度具合が違うからね。
CDジャケ表情も確かに今とは違う。
日本は、生活しやすいし、安全だし、日本語で通じて価値観が大きくズレていることないしetc...
それも住んでりゃ普通になって、些細なことで怒ったり悲しんだりetc...
こんなもんなんだろうけど、これって幸せなのかどうなのか、考えながら今に至ってる。
ちっぽけな事でいちいち立ち止まらずに、もっと大きな方を見て進まなければ、と感じさせてくれた夜だった。

最近、またNYでの生活も恋しくなってきたけど、向こうのミュージシャンに言わせれば、「日本は最高じゃないか!」と何人にも言われる始末。。

どこにいても、自分は自分。敵は自分。

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by kaorumusic | 2009-10-31 02:30 | Music

グラミーにノミネート

されました。しかも3部門に。
NY在のジャズヴォーカリストGretchen Parlatoのニューアルバム"In A Dream"が。

・・・私?ちゃいますよ(笑)。

昨日行った歯医者で私もライブでよく歌うブラジリアン曲Flor De Lisが彼女のバージョンで流れていて、今月末からNY在の友人でもあるヴォーカリストがGretchenとも頻繁にNYでライブをしているバンドメンバーを引き連れてデビューCDリリースJapan tourをする友人とも彼女の話したりで(こちらの詳細は後日!私も彼女のツアー内でヴォイスとして参加します。お楽しみ~~!)、Gretchenな一夜を送り、早朝、彼女のマネージャーからのメールで知った、グラミーノミネート。
興奮の中、目が覚めまくった。

Gretchenは、私と同い年のLA出身のヴォーカリストで、私がNYに留学したのと同時期に彼女もLAからNYに移ってきた。
彼女が頭角を現す6年位前、私の友人がもう1人シンガーを交えてGretchenと3人でジョイントライブをマンハッタンでしていて、その後一緒に飲みに行ったりして、その時私がラジオWBGOでかかっていたジングルを横で軽く口ずさんでいたら、Gretchenが
「何の歌、それ?どのラジオ?へ~~。」って感じで音に関してセンシティブだった記憶がある。
また、彼女のLA時代の先生は私が長年愛しているヴォーカリストTierney Suttonで、よくTierneyの話を無理やり聞きまくっていた(笑)。
それから、彼女は共演者であるWayne Shorter作曲の作品に歌詞を書いたりして歌っていて、私がCDをリリースする前に、その辺の権利についての話をしたりと、会ったら話が尽きなかった。

そんな私の思い出はさておき、何が嬉しいかというと、彼女も苦労・苦悩の人だから。
(このCDをリリースするにあたって、初めの自主盤から結構年数があって、彼女自身も色々悩んでいたんだろうな。)
それでもって、歌は超ニュートラル。
何があっても自分のカラーとポジションをブレずにキープし、バンドで何が起こっていて、自分の役割というものを客観的に観れて音楽が創れる稀な人。
・・というか、スタイルは別であっても、本来はこれが普通であると思っている。
ヴォーカリストもミュージシャン であるべきだと思う。
そこに洗練された、今の等身大のジャズ。

これを評価するアメリカのジャズシーンはやっぱり凄いと思う。


こと日本のジャズヴォーカルシーンはどうだろう?
偉そうに言える立場ではないが、自分のブログ内ということで少し好き放題書いてみようと思う。

聴き手が日常語でない英語詞で歌うジャズシンガーを、雰囲気で聴く。
これはこれで全然良いと思う。
だからこそ、こちら側が魅せる歌声を通した表現力が必要になるというもので。
声はこちらのシンガーはすごくよく出ていると思う。
でも、その声が先行しすぎなところが私には気になる。
英語もしかり。きっちりとした発音を心掛け様と思うあまり、それに追われてはいないだろうか?
異国の歌だからこそ、力ってのは勿論入る。
でもそれではいつまで経っても真似事で終わる。

私は、歌詞の中でもよく出てくる”ダーリン”とかいう単語一つにしても、普段日本では使うこともなく、それをステージ上だけ分かった振りをして歌うことに疑問があり過ぎて、少しでも歌う単語に血を通わせたいと思い、留学をしたりした。
勿論、分かろうとする努力は必要だけど、私の場合は、手っ取り早く向こうに行っただけだけど。
それでもって思ったのは、やっぱり男女間において”Darling.” と言い合えるのには、性格もあるだろうがやはり抵抗も少しある。
住んだ年数ではないと思った。
だからこそ、自分の言葉でジャズというものを歌いたい、とも思い始めたのが、歌詞を書き始めたきっかけでもある。

自分のLanguage(ことば)で歌えるようになって、初めてWorldwideなジャズヴォーカルと言えると思う。
インストゥルメンタルのプレーヤーは世界に出ても引けをとらない素晴らしいJapanese player達がいるというのに、Vocalは・・・?
私もまだ歩み出したばかり。
道はなかなか厳しいけど、ま、えっちら行きますか。

しかし、GretchenのCD、ネットで随分と前に注文しているのに、まだ来ない・・・(涙)。


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by kaorumusic | 2009-10-06 13:13 | Music

やってもた・・・

最近も結構忙しく動き回っております。
ティーチングレッスンは現在の私のライフワーク。
毎日色んな方と音楽をシェアーし、有意義な時間を過ごさせて頂いてますが、唯一の悩みは練習時間が減ること。
声を出して練習するだけが全てではないと分かっていても焦ってしまうのが人間。
そんな時はCDでも聴いて音楽と関わっています。

今日の梅田某スクールでのグループレッスン最中での出来事。
”何か微かに電子音がするな~” と思いながらピアノ伴奏していて、何度もするもんだし気になるので途中で演奏を止めて、
「何の音ですか?何かそちらから聞こえますけど~。」
って言っても、どなたも全く気付かない、という事がありました。
気になり過ぎた私は、結局生徒さんのICレコーダーからの音だと突き止めたんですが、それでも皆さんは分からなかった様で。。
普段、音楽やってると些細な音に敏感になったりします。
NYでは大きな編成でもないバンドの演奏時で耳栓をするミュージシャンもよく知っています。ま、これは音量から耳を守るということなので話とは逸れますが。
そんな話をすると皆さんびっくりされていました。
そう、耳はとっても大切ですからね~~。

それはさておき、生徒の皆さん、私の聴音に相当ビックリされていて1人の方が、
「先生、それだったら疲れませんか?」と。
そうですね~、確かに。
一般の人が普通に聞ける音を不快に取る事もありますね。
特にNYの地下鉄。電車がホームに到着する時や走行中のレールが錆付いた音。(あそこの地下鉄は多分世界の大都市で一番キタナイんじゃないかな?)
あれは、毎回両耳を塞いでいました。ミュージシャン仲間も同じく(笑)。

だから、たま~に、自然の音しかしない所に無性に行きたくなる。

現在はレッスンで色々な方の声に、またそのニュアンスに耳を傾ける日々を送っていると、普段聴く音楽はヴォーカル物以外が多いですね。
その方が疲れない。
声は、好き嫌いもハッキリするし、圧迫感ある歌い方もする人もいるしで。

今日は仕事帰りにいつもお世話になっているCDショップに寄って、セールをしていたので、何枚か例の如く購入することに。
そしたら、久々にやってしまった。。。
持ってるCDをまた買ってしまった!!ギャー。
Wayne Shorter "Footprints live!" を。
何故かこのCDジャケ好きなんですよねー、目コワイけど。ただ手に取ってそのままレジへ行ってしまったという訳。。

以前に気付いただけで2度程ありましてねぇ~。

Michael Brecker "Tales from the Hudson" と、
Keith Jarret "The Melody at Night with You"。

みなさんはどんなCDを2度買いしちゃったんでしょーか?

さてと、今夜は今日購入したてのCDで、私の大好きなトランペット&フリューゲルのArt Farmerと、Jim Hall のアルバムで癒されようと思います~。
Have a good night★

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by kaorumusic | 2009-08-05 22:46 | Music

我が師匠

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先日ある方の紹介で、特に海外から日本へ観光で来られている方対象に毎日音楽を入れられているホテルへ足を運んできた。
現代音楽を奏でる琴の演奏を初めて聴いた。なかなか面白かった。

そして、2部構成であるセカンドステージのジャズセクションは・・私が19歳でジャズを教わった素晴らしいシンガー、東雲マリさん!
彼女は、初レッスンの時に、
「本気でプロになる気あるんやったら、1日でも早くニューヨーク行き!なるべく早く!」
と言われたお方。
私のジャズ人生は、その瞬間から始まったのでした。
(CD盤を外してThank youノートに彼女の名前が入っています)

帰国後、なかなか挨拶に伺えないままだったので、おまけに歌も聴けるとなって心踊る。

一声聴いて感じたこと・・
マリさん、日本人ちゃう!(関西弁で違う、ね)
さらに凄味が増していました。
一声一声にちゃんと意味を感じる。

演奏後、話を交わした時、
「ここ数年でようやく歌を唄うということが、分かってきた。」と。
いゃぁ、深いなぁ、この方にはホンマ頭上がりませんっ!

近頃は東京の素晴らしいドラマー渡辺文男さんとツアーされたり、憂歌団のシンガー木村さんとジャズの箱に限らず様々な箱やフォーマットで歌われています。あくまでも自然体。

ニューヨークのジャズボーカルの師匠シーラ・ジョーダンにも通ずるところを感じるし、ビリー・ホリデイを聴いているかの瞬間も。

日本の宝です。
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by kaorumusic | 2009-08-01 22:26 | Music