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Mark Murphy と東京と

R.I.P. Mark Murphy
His music and lessons I used to take in NYC always blew me away with his creativity, strength, belief and deep love.
Now, I'm heading to Tokyo for my performances and I got my hair arranged at salon.

白人男性モダン・ジャズヴォーカリストとして第一人者、マーク・マーフィー

私が二十歳そこそこで1人で初めてNYで滞在した時、マークを師と仰ぐシンガー古賀マリさんの計らいで、ワークショップの1枠が空いてるから受けてみる?という有り難いお話を頂き、清水の舞台から飛び降りる覚悟で受けてみた。

「ブルースを少数グループでスキャットしよう。では、君(私)は結婚はしているけれど、旦那がセックスしてくれないワイフ役。横の君は、旦那との性生活に満足しているワイフ役。で、スキャットして。」

「えーーー、私、結婚もしてないし、二十歳そこそこでよく分からない。」

と正直に言って役を代えてもらった。それも、チェスで負け続けている人。
どっちもどっちーーー!将棋しか知らんし!訳分からん!

で、嘘っぱちの演技でスキャットした強烈な覚えが。

初めてNY滞在で、とんだディープなジャズの世界を知り、その後留学して、またマークの個人レッスンを受けることに。
普通の歌唱は勿論のこと、とにかく、歌詞の無いスキャット自体にもストーリーやソウルを感じさせることを、強烈に感じさせてくれた。

最近の彼の動画を観ては、相変わらずリスクを持って、ストーリーを語るライブに嬉しくなっていたものだ。

ご冥福をお祈りします。

さて、これから東京へ。
今回、自分のチケットを二枚購入した事に先週気付き、キャンセル代をばっちり払っての新幹線&ホテル。やってもた。
なんとか家事を全て終え、子を保育園に送り、近所のヘアサロンで可愛くしてもらって、我が物顔で、いや勝利すら感じている私です。

行ってきまーす。

Mark Murphy と東京と_b0148714_12144236.jpg

by kaorumusic | 2015-10-23 12:12

【ジャズヴォーカリスト・ヴォーカルコーチ・プロデューサー】東かおるの日々を気軽に綴るブログです


by kaoruazuma
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