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東かおる*Kaoru Azuma* Blog

kaoruazuma.exblog.jp

<   2011年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

6月・7月半ば迄 ライブスケジュール

この2ヶ月間、ニューヨーク在住の素晴らしいミュージシャン達の一時帰国里帰りツアーに参加&共演が決定しています。
また、7月18,19日は久々に東京へも歌いに行きます!
各地でみなさんにお会いできるのが楽しみです♪


NYからドラマーを迎えて コンテンポラリー・ナイト こんな素敵なメンバーへ誘って頂きました
■6月2日(木) 大阪 グラバー邸
安井鉄太郎(Dr) from NY, 元岡衛(Pf), 佐々木研太(Bs), 東かおる(Vo )
8:00pm~ 2回 MC¥2500

コンポーザーピアニスト西山瞳氏のオリジナルに私が歌詞を付けたものを中心に。
■6月3日(金) 大阪・茨木 アルニコ
西山瞳(Pf) & 東かおる(Vo )Duo
8:00pm~ 2回 MC¥2500
大阪府茨木市末広町2-29 Tel: 072-634-0808 予約受付中

素晴らしいギタリストとの初共演が実現 スタンダードを中心に
■6月10日(金) 大阪・天満 じゃず家
塩本彰(Gt) & 東かおる(Vo)Duo
8:00pm~ 3回 MC¥1500+¥1000(1drink & 1 food)
大阪市北区山崎町1-19 Tel: 06-6377-1130

フィリップと、思うがままに繊細な音を紡いでいきます。透き通るような音世界を演出
■6月24日(金) 神戸・北野坂 Basin Street
Phillip Strange(Pf) & 東かおる(Vo) Duo
8:00pm~ 2回 MC¥1500
神戸市中央区中山手通1-22-13 ヒルサイドテラス3F Tel: 078-261-8939

果敢にチャレンジするデュオ。さて、今回は何が飛び出すか!
■6月25日(土) 東大阪 Cross Road
木下良介(Gt) & 東かおる(Vo) Duo
8:00pm~ 2回 ¥2000 
東大阪市荒川1-16-7 Tel: 06-6736-8870

CDリリースを兼ねて帰国ツアーの真っ只中!NYでご活躍のピアニストと初共演が実現!
■6月29日(水) 大阪・梅田 Jazz On Top 本店
たなかかつこ(Pf) from NY  & 東かおる(Vo) Duo
7:30pm~ 2回 MC¥2500
大阪市北区曽根崎新地2-3-13若杉大阪駅前ビルB1F Tel: 06-6341-0147


【アフタヌーン・ライブ】 お勧め
Intimate Duo  二人のオリジナルに加えブラジリアンやジャズを
■7月10日(日) 大阪・梅田 Royal Horse
Jesse Forest(Gt) & 東かおる(Vo) Duo
2:00pm & 3:00pm MC¥1500
大阪市北区兎我野町15-13 ミユキビル1F Tel: 06-6312-8958


- Tour with Hironori Momoi(Dr) from N.Y.-
繊細でキレのよいドラムにコンポーザーとしても才能を発揮する、N.Y.で演奏活動を繰り広げているドラマー桃井氏とのツアーに関西では初共演となるサックスの古谷光広氏も加えて。N.Y.アンダーグラウンドを彷彿とさせるギグになること間違いなし!
■7月16日(土) 神戸・トアロード Big Apple 
Hironori Momoi(Dr), Jesse Forest(Gt), 古谷光広(Sax), 萬恭隆(Bs), ゲスト:東かおる(Vo)
8:00pm~ 2回 MC¥2500(予約)
神戸市中央区山本通3-14-14 トーアハイツB1 Tel: 078-251-7049

■7月17日(日) 京都・祇園 CANDY
Hironori Momoi(Dr), Jesse Forest(Gt), 古谷光広(Sax), 萬恭隆(Bs), ゲスト:東かおる(Vo)
8:00pm~ 2回 MC¥2200
京都市東山区花見小路新門前上ル汀(みぎわ)館 B1 Tel:075-531-2148

■7月18日(祝月) 東京・中目黒 楽屋
Hironori Momoi(Dr), Jesse Forest(Gt), 吉峯勇二郎(B) , ゲスト:東かおる(Vo)
7:30pm~ 2回 MC¥2500
東京都目黒区上目黒2-15-6  Tel: 03-3714-2607


コンポーザーピアニスト西山瞳氏のオリジナルに私が歌詞を付けたものを中心に。
■7月19日(火) 東京・池袋 Apple Jump
西山瞳(Pf), 吉田豊(Bs), 東かおる(Vo)
8:00pm~ 2回 
東京都豊島区西池袋3-33-17


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★東かおるライブスケジュール
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by kaorumusic | 2011-05-26 20:58 | Live schedule

体力が・・・

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とある用途に使いたい音源の為、ここ数日、仕事の合間にレコーディングしていました。
先ほど終了ー。
ふぅー、疲れたー。
発売するかとかは未定ですが、CD1枚分の曲数は録ったかな。
フルアルバムのボリュームでのレコーディングは『Footprints in New York』を録った2008年以来。
確実に変わった事。
「体力無いわぁー。」です(爆)。
二十代の前回と三十代に突入した今、明らかに違う!
腰、いてて。

身体が楽器のシンガーはメンテナンスもやらないと、ね。
でマッサージ行きたい!が、休み無し。
なので、今週末のフェリー仕事で行く九州で半日時間があるので、温泉に入るのが楽しみでならず!!

写真は先日実家に帰った時に遊び過ぎてバテてるハナ。

いや、しかし、本気で運動せなあかんな、こりゃ。
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by kaorumusic | 2011-05-24 18:38 | CD

明日 発音ワークショップに空きがでました

明日の発音ワークショップにキャンセルが出ましたので、若干名受付可能です。
ご希望の方は下記のメールアドレスにまでご連絡下さい。

『ネイティブのJAZZ VOCAL発音ワークショップ Vol.3』
ネイティブ講師を迎え、JAZZ VOCALのための英語の発音を強化するワークショップ
基本的な発音の説明・デモンストレーションを始めに行い、課題曲の歌唱発音を学び、その後インストラクターによる伴奏で歌唱します。

課題曲: 『Smile』
■インストラクター
Jesse Forest(ジェシ・フォレスト) ギタリスト・英語講師・英文校正者
アシスタント 兼 通訳: 東かおる ヴォーカリスト

◇神戸会場
■日時 2011年5月22日(日) 
14:30~17:00 2時間半レッスン 15名限定
■場所 神戸・北野坂 ジャズクラブ Basin Street
神戸市中央区中山手通1-22-13 ヒルサイドテラス3F
(各線「三宮駅」より徒歩約7分。北野坂をまっすぐ北上し、山手幹線を越えて最初の交差点の角のビル。茶色の外観のビルがBasin Streetのあるヒルサイドテラスです。北側の入り口からエレベーターで3階に昇って下さい。)
■参加費 ¥3000 +1ドリンク¥500 直接お店でご注文下さい
■持参品 筆記用具、お持ちの方はレコーダー *歌詞と譜面はご用意致します

■お申し込み・ご質問
メール  RiverEastMusic@gmail.com 
お名前とご連絡先をお伝え下さい。


~経歴~
◇ Jesse Forest <ニューヨーク市立大学シティーカレッジ校 英語科, ジャズ科 首席卒業>
アメリカ合衆国・バーモント州出身。幼少の頃からクラシックギターを学び、イーストマン音楽院で行われたコンテストにて州を代表して優勝。オールスターメンバーとして北米をツアー。
高校卒業後はニュースクール・ジャズ科への合格を機にNYへ渡り、音楽活動の幅を広げる。後にニューヨーク市立大学City College校音楽部ジャズ科へ編入。
大学在学中からギタリストとエレクトリック・ベーシストとしてCornelia Street Café、55 bar、Bitter Endといったニューヨークの様々な
クラブ、国連本部でも演奏するなどして活躍。 また英語にも造詣が深く同大学にて、英文校正者、英語インストラクターとしても勤務。
日本では2009年、Global Jazz Orchestraと共にジャズピアニストの小曽根真とも共演。
2010年9月から日本へ拠点を移す。
ソロ活動の他、Global Jazz OrchestraやSky Endといたバンドでも活動、また英語講師としても英会話学校に勤務。
ジャズギターをBrad Shepik, Vic Juris, Richard Boukasらに師事。

http://jessef.exblog.jp/


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★東かおるライブスケジュール
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by kaorumusic | 2011-05-21 12:55 | 発音ワークショップ

リトアニア・レポート 最終章

最後の晩は、ファイナリストとゲストシンガー達と、円になってアカペラで歌って夜を明かした。
同じ音やフレーズやリズムを歌わず、前の人が発した音をクリエイトしていくアカペラ。
これがまた素晴らしく、本当に一緒に声を出して幸せだった。いつまでもいつまでもセッションしていたかった。
店を去ろうとした時、シンガーの伴奏をしてくれたミュージシャンの1人で私が大いにそのプレイに惚れたサックス奏者がわざわざ声を掛けに来てくれた。
「君との演奏、凄く楽しませてもらったよ。君は本当の意味でのSinger だと思ったよ。是非また一緒に演奏しようね。」
ホテルへの道のりの足取りが何と軽かったことか。本当に光栄だった。
コンペで共演させてもらえて、本当に嬉しかったし、是非また共演させてもらいたいと強く願う、素晴らしいプレーヤーとの出会いに心から喜びを感じた。

1日残った私は、数人を見送る事に。
それぞれが、それぞれの持ち場へ帰って行った。
何て清々しい朝だったこと。
その日、コンペ関係者の方に街を案内してもらったり、お食事に連れて行ってもらったりした。
1人で最後の晩を過ごすと思うとなんとも寂しかったので、本当に嬉しかった。有難う。
再度「日本から来てくれて有難う。」と言って頂く。
私が「私もここへ来れて光栄です。世界からの素晴らしいシンガー、地元の方との交流、全てが私の今後の人生に影響してくれることか。正直、ファイナルへで国旗色のワンピ着てもう少し歌いたかったけど、それは自分に足りない所をもう一度ゼロから見つめ直して、これからも頑張って行きたい。」と言うと、すかさず彼女は、
「毎年地元であるリトアニアのシンガーがオーディエンス・プライズ(審査員とは関係なく、観客1人ずつが投票する賞)を貰っているし、今年もそうだったけど、カオルは彼女に数票の差だけだったのよ。」と。
私は結局セミファイナル1回でしか歌っていなかったのに、ファイナルまで歌っていた彼女と数票の差だっただなんて!
何て光栄な。もうそれで十分だと思った。
「アチュ ラバイ(リトアニア語で、有難う)」

コンペという名目で来たけれど、それ以上のものを体験した。
リトアニア・クライペダ市に住む心の美しい人達との交流、それはかけがえのない想い出となったし、これを機にまたいずれ必ず伺いたい、とも思っている。

私の最後の晩は、現地の人も珍しいという位の霧が立ち込めていた。
生まれて初めてみた濃い霧。何ともロマンチックな演出じゃないの。
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これは復路でのラトビアのラガ空港に降り立った時のもの。
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バルト海を渡り、乗り継ぎのフィンらインド・ヘルシンキ空港へ向かう時のもの。
心に詰めてきたモノのあまりの重さに気付いた復路のフライト。
さて、私も持ち場へ帰ろうか。
もう一度ジャズを、そしてそこから自分の音楽と真摯に向き合っていこうと心に誓った。
そして今回の出会いから何かが繋がっていくことを願って。


長きに渡ったリトアニア・レポートにお付き合い下さいまして、有難うございました。
このブログに書くことによって、私の頭の中はクリアーになっていきました。
書かざるを得なかった位、カルチャーショックを受けました。
また、アメリカだけでなく、ヨーロッパ、いや世界のジャズヴォーカルシーンの一部に触れ、音楽ビジネスの盛んな日本のシーンを改めて見た時の差に愕然としました。
日本にも優れたアーティストは沢山いるけれど、それを外へ持っていく大きな流れがないこと。
もっとジャズヴォーカルの世界でも国際的に文化交流、またはそれが出来るくらいのレベルを担う正式な教育機関が増えること、そしてそこで学んだ人達が正当に評価されることを強く願い始めました。
今はまだ帰ってきたばかりで、どうすればよいのか分からないけれど、何か少しでも変化するムーブメントを担えれば、と夢は大きく持っていきたいものです。
まずは、私自身がしっかり頑張らないと。
そんな基本的な事を再度見直すことの出来た、旅でした。

しかし、疲れた!(爆)

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★東かおるライブスケジュール
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by kaorumusic | 2011-05-06 04:20 | リトアニア・レポート

リトアニア・レポート 7

ファイナルの日、8名の歌を聴く。
欧米のコンペティションは本選の前に必ず1日リハーサル日も設けてあったりと長期戦。
みんな、緊張をキープさせるのに本当に大変だった様子で、歌い終えてほっとしていた。
審査員も言っていたが、誰もがファイナルで1位になり得る位のレベルと個性だ、と。
ファイナルだけ見ていても本当にそう思った。
グランプリはポーランドの彼・ヴォイテック。
今年、リトアニア首都で行われるジャズフェスティバルと来年の国際コンペのゲスト出演が決定。
大きな舞台で経験を積んでもっと大きくなっていくんだろうな、と思うと私も楽しみでならない。

コンペ期間中の毎晩、街のジャズクラブやコンペ会場であったコンサートホールでゲスト演奏があった。ポーランド、ドイツやトルコ、また他国からのバンドと去年から今年にかけてリトアニア周辺国でのコンペの受賞者であるリトアニア出身シンガー達や、去年のこのコンテストクランプリ演奏も。
本当に全てが素晴らしくて、しっかりステージとしての構成もなされていて非常に楽しめたし勉強になった。
一体、この小さな国々で何が起こっているんだろう?と本当に不思議と驚きの気持ちでいっぱいだった。

段々最後の晩に近づいてきた。
クライペダ市にある有名なクラブで毎晩繰り広げられているセッションに顔を出す。
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シンガー達が「ビール飲むぞ!」と飲みまくり(グラスのでかい事!)その中の1人から癖のある黒麦ビールを勧められて飲む事に。私の横で気分良くなった勢いか名残惜しいのか、アメリカのシンガーがいきなりセッションでMiles Davis の曲をかっこいいスキャットで歌いまくっていた。
批評でシャイだなんて言われていたのが嘘の様。
それを聴いていた私にリトアニアのコンペ関係者達が「カオルも次行け!」とばかりに言われ、ブルースが始まったとばかりに勝手にその日のバンドの中に入ってスキャットで参加。
何コーラス歌うねん!と突込みが入りそうな位ガンガン歌っていたら、2階からシンガー達がステージのある1階へ降りてきて口を開けて聴いている(笑)。
何か良く分からないけど、気分良く終わった(爆)。

最後の晩、ここで受賞者のライブがあり、関係者や出場者や観客で店は埋め尽くされた。
一人一人、緊張感から解放されたのびのびとした歌を聴く。本当に皆素晴らしい。
それを横で鼻歌交じりでボランティアで働いてくれていた人達も歌っているのが聴こえてきた。
何?みんな歌詞を覚えていて、しかもスキャット普通にかっこいいし!
聞けば、現在クライペダ大学でジャズを勉強中の子達や(見た目が超セクシーな大人なので全く学生とは分からず)、関係者でもジャズ好きな人達ばかり。ポテンシャルの高さに驚く。
こんな人達からサポートしてもらっているんだと感じただけで身の引き締まる思いがした。

次の朝、私以外の全員が一斉にそれぞれの住む国へ発つ。
実は私だけが乗り継ぎの便でよいフライトが見つからず、1日ずらせて出発することに。
この短い滞在ながら、地球の裏側で若い世代のジャズシンガー達が何を感じ悩み想い勉強を活動を続けているか、それを知れただけで本当に実りのある旅だった。

国が違っても皆同じ事を考えて日々音楽生活を送っている。
簡単に上手くいく事など、ミラクルなど何も無い。日々の積み重ね、結局それがあって今がある。
私を含め、みんなそれぞれの課題を持ち帰り、また何かしらの再出発を送る事だろう。

大分酔っ払っていたのがあったのか、私も初めて一人で行った国もあり、張り詰めた緊張という名の糸が切れ、気持ちのコントロールが出来なくなり、音楽が導いてくれたこの国での出会いの喜びのあまり、人前で号泣してしまった。
それには、勿論、東北大震災のあった日本から来ていたことで、本当に沢山の人達から声を掛けられ、この気持ちを日本へ持って帰って欲しい、と幾度も言われたこともある。
津波の動画を観て、地球の裏側ではあるけれど、あまりの残酷さに声を失い、しばらく現実に戻れなかったというリトアニアのシンガー。
ジャズクラブでドリンクを注文しようとバーカウンターの前で立っている私に話し掛けて来た現地のおじさん。相当酔っているようだし、リトアニア語でしか話しかけてこないし、ここはスルッと退散しようと思った矢先「Where are you from? Why are you here?」と訛りのある英語で話し出す。
「日本から1人でコンペの為に来ている。」
と伝えるといきなり体勢を整えたと思ったら、身体の前で両手を合掌し、
「そうか。良く来てくれた。僕は毎日、日本に祈りを捧げているよ。是非この祈りを日本の人達に届けて欲しい。」とお辞儀まで。
「しっかりとその気持ち、受け取って持って帰ります。」と伝える。
リトアニアには親日家も多いと聞いた。こんなカジュアルな席でカジュアルな会話。その一つ一つが私の心に刻まれていった瞬間だった。
有難う。

私が号泣しているとボランティアスタッフをしてくれていた現地の女の子にハグしてもらい
「いいのよ。心が落ち着くまで私の胸で泣けばいいのよ。 We love you.また是非私達の国へ歌いに来てね。待っているから。」と。
自分より10歳位も下の子が私を癒してくれたり。何て心が成熟しているんだろう。あの身体の温もりは一生忘れないだろう。

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リトアニアのシンガーの1人。ファイナルで素晴らしい歌を披露したエディータ。彼女も美しい心が歌に表れていた1人。今後、この地域のジャズヴォーカルシーンを担って行くだろう存在であるのは確かだった。

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仲良くなったシンガー達。左からドイツのジェニファー。ベルギーのガブリエル。ノルウェーのイングリット。私。
レストランへ行くと、彼女達も同じようにBGMがうるさくない場所の席を確保。それでもうるさければボリュームダウンしてもらうよう頼む!理由は、負けじと大声で話をして喉を必要以上に痛めない為。話が早い(笑)。

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by kaorumusic | 2011-05-06 04:15 | リトアニア・レポート

リトアニア・レポート 6

セミファイナルの結果は、イギリス、ロシア、クロアチア、ポーランド、フィンランド、ラトビア、リトアニアからのシンガー達がファイナルへ。私は残念ながらセミファイナル止まりでした。
発表があった時、セミ or ファイナリスト関係なく何人かがすごく暗くて
「どうしたの?」「おめでとう!」って私が声を掛けていたら
「なぜ貴方が選ばれなかったのかおかしい。」とか「キミが選ばれるのは当然だと思ったのに。」と私如き=他人如きで落ち込んでいるだなんて!
なんてみんな心の優しい人達なんだろう、と驚き感動した。
私もその晩は相当悲しくって、というのも、用意していた日本の国旗カラー・ワンピを着て、規定曲を含めた準備していたあと3曲も歌いたかった、というのが理由で。

結果報告と審査員からの批評を全員で聞く(全員の前で批評を言われる事については文句も出ていましたが、私は一人一人の批評が聞けて非常に為になりました)。

まず、国際ジャズヴォーカルコンペティションというくらいだから、各国から来ているということで、どこに基準を設けるか、ということが非常に難しいという事。
例えば、トルコには12音階以上にさらに細かい音程があり、アレンジの1つとしてイントロに付けて歌った国のトラディショナルソングの歌唱時、その独特の音程で歌っていた。
それが、「音程が間違っている、ピッチが悪い。」とトルコのシンガーは言われていた。
また、ノルウェーのシンガーは、「ステージ上でシャイ過ぎる。」と言われていたが、それはノルウェー独特の内に秘めた表現なだけでその一言はどうかな?と感じたり。
同じくアメリカからのシンガーにも「規定曲の君が付けたコードアレンジはモダンで独特で素晴らしかったけど、コンペティションとしてはシャイ過ぎた。」と言われていて、後で彼女は「そういうコードアレンジで敢えてそう歌ったんだけど・・・。」と納得がいかずショックを隠しきれていなかった様子で。
またドイツのシンガーは、「サックスとヴォーカルのハーモニーを付けたライン。最後の1音同士がクラッシュしていた。あの1音と、少しアグレッシブな部分が無ければね。」と言われ、少しご立腹。
というのも彼女はクラシックピアニストとして別のピアニストとツインピアノとしてヨーロッパをツアーしている方が多いらしく、ハーモニーやアレンジはお手の物。
なので、敢えて面白い2音を置いたアレンジだったけど、そこを言われたもんだから・・・。

あとは、どこかの国のシンガーの批評時、審査員が英語詞の発音についてコメントを。
アクセントかキツイとか話していたような(うろ覚え)。
だけどその時、
「日本のカオルは、日本語から来ているのか何となく僕達にない英語のアクセントがあってユニークで新鮮だった。」
と審査員が今は違うシンガーのコメント中に“日本から来ている”私の話を持ち出した。(一体、どれだけ日本のジャズシンガーの英語能力が低いと思っているのだろう、と考えさせられた)
その時、他の国のシンガー達が
「カオルの発音は全てハッキリと聞き取れる位クリアーだったわ!」
と何だか“また日本人だからと思って話し振られてるし・・・”と少し不愉快になっている私を見兼ねて話を割って入ってきてくれた。それで私は
「そう言って貰えて嬉しいけど、私はアメリカに留学して、発音はしっかり先生について学びました。」と一言だけ言って話しにピリオド。
私の批評時でないけれど、これは国際コンペならではで嵐を呼んだトピックだった。

さて、私の批評。
他のシンガーに比べて何故か酷評がなく逆に褒められるだけで、一体このコンペで何が良くなかったのか知る由もないまま時間が過ぎ去る。
とにかく、心に響いた、とはその場に居た全審査員に言われた。
またステージに立つ事に慣れている事、またステージを通して曲の持つ意味を引き出すスキル、またフレージングのスキルが高い事を褒めてもらった。
だけれども、まずはステージがあまりにも気持ちよかったので、規定の時間を結構オーバーしていたようだった。その辺も含めた曲のアレンジの再見直しを言われた。

あと、ビブラート。これも嵐を呼んだな(笑)。
ドイツのビバップを得意とするシンガーが1人審査員にいたのだけれど、彼女から私のビブラートを指摘された。「ジャズではあまり振り幅の広いビブラートは要らない、と。」
隣にいた別の国の審査員が「僕は君のそのコントロールしたビブラート使いに関心したよ。」
また隣の審査員人は「僕も同感。」と。
私「・・・(じゃ一体何なの!?この意見の違いは!)。」
そしたら、主催者&審査員であるリトアニアの彼が
「僕の中でデータは少ないけれども知っている日本のシンガーはビブラートの振り幅というより、喉でそれを作る、または僕達西洋の言語と少し違って喉から発声をすることが多いように思う。きっとそれでビブラートの種類が違うんじゃないかな?」と。
その後、すかさずノルウェーのシンガーが耳元で
「私の大学の先生でありKarin Krogと貴方がたまに使う振り幅のあるビブラートが似ているのよ。気にしないで。」と。

何だかこれに関して訳が分からず帰国してきた感あり。
だけど、よく日本のジャズシンガーを聴いてみると、実際によくビブラートをかけている(かけ過ぎも一理あり)のに気付く。
ジャズに限らず、演歌や民謡、如いてはお経においてもビブラートや『こぶし』で感情を出す、行間を埋めるような独特な効果をもたらしている事に気付いた。これには今後、リサーチしていきたいと思う。

話は反れたが、国際ヴォーカルコンペの批評は非常に興味深く、また審査員の基準もまちまちなので相当上位を決めるのは難しかったんだろうと誰もがそう思った。

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by kaorumusic | 2011-05-06 04:02 | リトアニア・レポート

今年のゴールデンウィーク

みなさんのゴールデンウィーク、如何でしたか?
私は花粉症に引き続き黄砂で鼻がやられ、マスクを手放せずおりました。
それだけではなく、今年は特に心が忙しい連休でもありました。

実は、4月30日の演奏後、癌で少し前から入院していた祖父が余命20日だと実家から連絡があり、唯一休みであった5月4日に病院へ駆け付けようと思っていた矢先、状況は一変して他界した、との一報が夜中に入り、寝ずに5月1日は大阪港から小豆島行きのフェリー船上での演奏仕事を。
この時、いつもライブに来て頂く方がたまたまご家族で乗船されていて、和やかに時は過ぎました。
それから通夜へ。
その後もふらふらになりながらも仕事をし、3日の祖父の葬式後は即、高槻ジャズストリートでのSky Endの演奏へ。
縦長スペースのお店な上に、音響状態が悪く、沢山の方に入って頂きましたが、ちゃんと音が届いているかどうか不安ではありましたが、素晴らしいメンバーとの演奏に幸せを感じておりました。
足を運んで頂いた方々、どうも有難うございました!
それから、お手伝いして頂いたみなさん、ホンマに有難うございました!!

私、根っからの長女気質で人にお願いが出来ない性質なんです。人に相談したら瞬く間に解決できる可能性があるかもしれないというのに、いつも1人で抱え込んでしまう癖が昔からあって、
この日も、前日までグジグジ悩んでいて、mixi上でチップ集めのお手伝いを募集したら、当日いつも応援していただいている方々がお店の前で既に待機して下さっていて、本当に嬉しかったです!
祖父の事があっての演奏前だったので気分は下向きだったんですが、一気に上がりました!
この感謝の気持ちは今後も演奏を介して届けて行きたいと思います!

さて、その他界した祖父ですが、ここ数年会えていなかったのです。
というか、会わせてもらえなかった・・・。

まだ私がNYの大学に在籍していた時、家族の病気が続き、その度には帰国していました。
ある時はアメリカと日本を1年に4往復した時もあり、相当体力的にキツかったのですが、私は長女の身。親戚や祖父にしてみれば「何で音楽や卒業を諦めて帰って来ないんだ。」と勿論後ろ髪引かれながらNYへ戻る私を認めてもらえませんでした。
そんな状況なので、何とか卒業を済ませて即帰国したものの、結局会わせてもらえずだったんです。。。
祖父とのわだかまりが残るままのお別れは相当辛かったです。
そんな気持ちを込めて、3日の高槻では祖父に歌を届けるべく歌いました。
天国で聴いていてくれているはず、きっと認めてもらえているはず、と。

昨日は出演はなかったので高槻へジャズストを聴きに行ってきました。どれも良い音楽で楽しみました!
会場がいっぱいで簡単には入れず、並びながらでした。自分が演奏した時もこうやって並んで頂いていたんだ、と改めて感謝しました。
連日の打ち上げ。お酒の弱い私はベロベロで帰宅。
2,3時間の睡眠で何とか乗り切れています。
それも音楽があるから。それを愛する人達と一緒にいるから。なーんてね。

音と共に楽しみ、哀しみ、癒された、そんなゴールデンウィーク。
現在最終日の5日は、またフェリーで歌い、締め括りました。
さて、リトアニア・レポート、船上にPCを持ち込み、書き上げました~!
続々と残りをアップしていきますね!お楽しみに!

おまけ写真 昨日、フェリー・さんふらわぁで一瞬、小豆島に降り立った時の模様。何で両手上げているんだか・・・。
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★東かおるライブスケジュール
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by kaorumusic | 2011-05-06 03:52 | Life

5月ライブスケジュール

先週末の京都と大阪のライブに沢山の方にお越し頂き、有難うございました!
また昨日の船上での演奏もお客様との出会いも多々あり、楽しかったです。
京都はCANDYでの演奏サプライズ。
私の小学校の時の恩師が、何とその日のピアニスト西山瞳ちゃんのピアノの生徒さんであるという類稀な、いや、奇跡の様なシチュエーションもあり、恩師とセッションを!
ピアノ前で西山瞳ちゃんとも連弾を。
幸せな極上なひと時でした♪

大阪のじゃず家ライブ。
ギターのジェシの日本語の先生も来られ、和気藹々で楽しいライブでしたね。

写真は、先日のライブへ向かう時、電車内から見えた鯉のぼり。
マンションからマンションへ泳いでいるなんて!
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5月のスケジュールです。
後半、レコーディングをしたりしています。
またお知らせしますね~。

Sky End初の高槻ジャズ!混雑が予想されます。早めの会場入りをお勧めします。
■5月3日(祝火) 大阪・高槻ジャズストリート 会場:JK cafe
8:00pm~ 45分 チップ制
Sky End
東かおる(Vo), Jesse Forest(Gt), 牧知恵子(Pf), 萬恭隆(Bs), Larry Marshall(Dr)

■5月5日(木) フェリー・さんふらわぁ  
大阪南港発 小豆島行きデイクルーズ

清水さんの音楽性に惚れ惚れ☆楽しみなデュオ♪
■5月7日(土) 東大阪 Cross Road
清水武志(Pf) & 東かおる(Vo) Duo
8:00pm~ 2回 ¥2000 
東大阪市荒川1-16-7 Tel: 06-6736-8870

御堂筋を通行止めしてジャズ演奏等が繰り広げられます。
■5月8日(日) 大阪 御堂筋オープンフェスタ
Phillip Strange(Pf), 荒玉哲郎(Bs), Larry Marshall(Dr) +東かおる(Vo) 他多数 13時~

Intimate Duo  
デュオならではの臨場感。二人のオリジナルやジャズスタンダードを
■5月15日(日) 大阪 Jazz On Top ACTⅢ
Jesse Forest(Gt) & 東かおる(Vo) Duo
7:30pm~ 2回 ¥2000 
大阪市北区堂山町15-17 Tel: 06-6311-0147

初共演となる新進気鋭ピアニスト&ベーシスト
■5月18日(水) 大阪・天満 じゃず屋
杉山悟史(Pf) , 権正康志(Bs), 東かおる(Vo)
8:00pm~ 3回 MC¥1500+¥1000(1drink & 1 food)
大阪市北区山崎町1-19 Tel: 06-6377-1130

■5月27日(金)&28(土) フェリー・さんふらわぁ  
六甲港発大分港行き 往復


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★東かおるライブスケジュール
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by kaorumusic | 2011-05-02 19:48 | Live schedule