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東かおる*Kaoru Azuma* Blog

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北欧とアメリカ大陸が近づいた日

先日の日曜日は野外のイベントは雨で中止になりましたが、その日は朝からまた別のアーティストのインタビューをしていました。
スウェーデンを代表するピアニストLars Jansson(ラーシュ・ヤンソン)トリオのツアーにスペシャルゲストで来日中だったギタリストUlf Wakenius(ウルフ・ワケーニウス 同じくスウェーデン出身)のです。
(ラーシュのインタビューは1年前のWay Out Westでしたね)
先週のKenny Washington(Dr)インタビューもでしたが、本当に良い事沢山語ってくれました。
私に出来る事だったら、、という気持ちでヘルプさせてもらっておりますが、インタビュー&翻訳作業は本当にプレッシャーですが(人様に読んで頂ける日本語に起こさないといけない為)インタビューを通して彼等が思っていることを肉声で聞けるというのはミュージシャン冥利に尽きます。

さて、その日の晩、大阪Koo'onであった彼らのコンサートを聴いてきました。
素晴らしかったし、楽しいし、超エキサイティングだし、で大変満足した晩でした。
Larsのステージ上でのリラックス具合、とても参考になりました。(親父ギャグどうのこうのでなく、笑)
またUlfのバンドをリードしていく様なんて、自然と身体が動き踊り出したくなってきました。

日本はヨーロピアンジャズに対する造詣は深いですよね。
正直、アメリカに居てた時は日本ほどヨーロッパのジャズの情報が入ってくる事は無かったです。
スウェーデンに住んでいたアメリカ人の若手ピアニストからはLarsの話は耳にしていたものの。
まぁ、それだけ日本の外国に対する情報アンテナの張り方は尋常でないと言いますか。

彼らのコンサートを聴いていて素直に感じたのが、スウェーデン人が演奏するジャズを聴いているのではなく、例えばLars Janssonカルテットを聴いているんだ、ということです。

巷では、”美メロ”とかといったカテゴリーを敢えて作った中で、叙情的なピアニストや音楽を評価しがちだったりしますが、そんなものは音楽やってる人間には色々ある表現の一つにしか過ぎない。
だけど勿論ヨーロッパの土壌にはクラシックという長い歴史があるし、土地や気候条件などの要因が重なり、叙情的でより流れるような旋律の演奏を耳にすることは確か。
この日も本当にバランス良く聴かせてくれました。

私がすごく感じたのは、結局はその人が何を聴いて来て、誰と演奏しているかなんだろうな、と。
自然に出るもの、そういうものが。
北欧だからどうのこうの、と自分がリミットを作って聴くのではなく、その人を聴く。
そういうもんなんだろうな、と私自身が再確認もしました。
特にUlfのギタープレイなんか、大陸を越えてました。オスカー・ピーターソンと長年演奏していたのもうなずけます。

音楽の世界はもう一つかもしれない、なんて。

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by kaorumusic | 2010-10-07 11:39 | Music
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